(月)臨命終(りんみょうじゅう)を迎え
その後、11時18分にその命を終えました。
私が駆けつけてから、中へ通されて、もう意識はあまりない状態でした。
なんとか目で私の姿を確認しましたが、長くは続かず。
必死に母親が「お父さん、お父さん」と頬をはたいて呼びかけていました。
朝倉先生らが一生懸命手を施してくれました。
しかし、もう回復の見込みなく、先生方も気を使ってくださり部屋から出て行かれました。
その後、しだいに血圧が低くなっていくのを、父親、母親、私の3人でじっと座って見ていました。
いっぱい楽しいことを思い出しました。
最後血圧がゼロになり、静かにそのときを迎えられました。
今自宅で最期の在宅療養です。